法要とは、お亡くなりになられた方の冥福を祈り、その霊を慰めるために行なう仏教的な儀式をいいます。死後7日目に行なう初七日法要や、死後49日目に行う四十九日法要が代表的であり、法要の都度、僧侶をお呼びして読経を唱えていただきます。法要の日数の数え方は関東と関西で異なり、関東ではお亡くなりになられた日を含めて数えるのに対して、関西ではお亡くなりになられた日の前日から数えます。ただし、最近は関東と同じ数え方が全国的に広がりつつあるようです。

年忌法要は死後一年目に行なう一周忌法要から、死後満32年目におこなう三十三回忌法要まであり、特に重要なのは、四十九日法要・一周忌法要・三回忌法要・三十三回忌法要です。三十三回忌法要は最後の法要(弔いあげ)ということで、親戚や友人を招いて盛大に行うことがあります。このときは、戒名を過去帳に転記し、位牌を菩提寺に納めるのが習わしです。

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