戒名とは、仏教において、お亡くなりになられた方が極楽浄土に行くことができるように付けられる 名前をいいます。本来は生前に受けるもので、仏の弟子となったときに授かりますが、現在では仏式の葬儀 を行う人には、基本的に戒名がつけられます。浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」といいます。
戒名は長い歴史の中で格付けができており、戒名の位が高い順に、主なものをあげていきたいと思います

■戒名の例
①・・・院殿・・・大居士(女性は清大姉)　最上級の位
②・・・院・・・居士(女性は大姉)　高い位
③・・・信士(女性は信女)　最も一般的なくらい
④・・・童子(女子は童女)　未成年が受ける位

なお、神式の葬儀では戒名ではなく、仏式の位牌にあたる霊璽などに霊号を記します。キリスト教式の葬儀では戒名に相当するものはありませんが、故人様が洗礼を受けていれば、墓標に洗礼名が刻まれることになります。

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